毛塚:御社の事業内容を教えていただけますか。
乾様:弊社はB to Cのサービスでお客様から商品を買い取ってそれを販売するという事業を行なっています。その中で私はウェブマーケティングを担当しており、主にSEO対策やリスティング広告での集客を行っています。
齊藤様:さらに詳しく説明するとC to B to Cのような形で、フリマアプリやオークションで売るのが煩わしいと感じている個人の方から買取を行い、買い取った商品を販売に繋げています。家電・カメラ・オーディオから農機具・ブランド品に至るまで幅広いジャンルの商品を総合的に取り扱っています。
毛塚:どのように弊社のサービスを利用されていますか。
齊藤様:買取サービスに付随する新しいメディアの記事を書いてもらっています。
毛塚:どのような課題や問題があって弊社のサービスを導入されたのか教えていただけますか。
齊藤様:導入の目的は2つあります。
1つは
社内のリソース不足を補うということです。メディアを立ち上げることが決まったものの
記事を書くリソースが足りず困っていました
。
もう1つは
品質面の改善です。今まで使っていた
他社のライティングサービスは品質があまり良くなく、融通がきかなかった
のですが、
御社のサービスは見出しなどを柔軟に相談して決めることができるので御社の記事作成サービスを導入することにしました。
毛塚:実際に導入してみてどのような変化がありましたか。
乾様:今までは社内で3,000文字-5,000文字の記事を一つ作成するのに1人のスタッフが丸一日作業をしなければならなかったのですが、御社に発注するようになってからは1日に3記事ほど上がってきて、それをチェックして当て込むだけなので作業がすぐ終わるようになりました。 今まで3記事に24時間かかっていたのが1-2時間の作業で終わるようになったので、9割以上工数が削減されました。
毛塚:それによって浮いた時間はどのように活用されていますか。
齊藤様:SEO対策や内部施策の改善に活用しています。私たちのチームはメディア以外にも20サイトほど管理しなければならないのですが、メディアの記事作成を自分たちでやるとそれだけに時間を取られ他の部分がおざなりになってしまいます。工数が圧縮されてSEO対策や内部施策の改善に時間を使えるようになりました。
毛塚:御社では記事のネタだしはどのようにされていますか。
齊藤様:関連するサジェストキーワードを洗い出して、主題の周りのキーワードを洗い出しています。
毛塚:出したネタをメディアで使うかメインサイトで使うかの切り分けはどのようにされていますか。
齊藤様:メインサイトには自社のサービスに対して既に興味がある顕在層向けの記事を載せて、メディアには自社のサービスを知らない潜在層にこんなサービスがあるんだと知ってもらえるような記事を載せています。
毛塚:同じ問題を抱える企業様に向けた会社に向けたアドバイスをお願いいたします。
齊藤様:少ない人数でメディアを運用しなければならない担当者の方はやることが多く工数の悩みを抱えている方が多いと思います。
ただ、実際に作業を吟味すると外注できることもあると思うので、
思いきって記事作成などを外注すると工数が削減されてもっと重要な部分に時間を割くことができる
ようになると思います。
毛塚:コンテンツマーケティングはすぐに大きな結果が出る訳ではないですよね。しかも外だしすると結構お金がかかってしまいます。社内のスタッフにやらせているときはその部分の費用が見えにくいので、 記事の作成を外出ししようとすると経営陣から抵抗を受ける というWeb担当者様が多いですが、御社ではどうでしたか。
齊藤様:そうですね。それは弊社でもありました。「事業のことについて書くんだったら社内のスタッフに書いてもらった方がいいよね」という話はあったのですが、 現場でスタッフが1日働いて書く場合の人件費と、外注した場合のコストを考えると外注のほうが安くなる ので、その部分を経営陣に伝えて、理解してもらっています。もちろん中には社内のスタッフにしか分からず、外部では書きにくい深掘りするようなテーマもあるので、そのような記事を書く場合には社内リソースを使うなどケースバイケースで工夫して活用しています。
毛塚:理解のある素晴らしい経営陣の方ですね。 本日はお忙しい中貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。