BtoBサイト制作代行サービス

営業活動全体を考慮したBtoBサイト制作

BtoBの営業活動において、Webサイトが影響を及ぼせる範囲は集客やリード獲得だけではありません。資料請求後、問い合わせ後に追加で情報収集されているお客様に向けた情報発信も可能です。また、商談やメールでのやり取りの途中でコンテンツを参考に見てもらうことで、役に立つ情報提供をする会社だと認知されて信頼してもらいやすくなる効果もあります。お客様の購買に関連した一連の活動をサポートするような意識で、BtoBサイトの情報設計をしてコンテンツを制作していくことで、引き合いで仕事が取れるようになっていきます。

BtoBサイト制作を成功させるためのポイント

01

購入意思決定の流れや仕組みを把握

BtoBサイトでは、自社顧客組織と担当者個人のペルソナや行動を明らかにすることが大切です。顧客企業の中でどのような稟議フローで購入意思決定がされているのか、意思決定に関与する人たちはどのような部署・役職の人たちなのか、抱えている課題とその悩みの大きさなど、顧客像を明確にしてから制作することで成果が出やすくなります。そのため、既存顧客や想定顧客へのヒアリングや、過去の商談・購買の履歴やWebサイトでの行動履歴、カスタマーサポートとのやり取りなどの調査を実施して顧客理解を深めます。

02

顧客に近いメンバーの知見を積極的に取り入れる

顧客と日常的に話しているメンバーから情報収集して、BtoBサイトに反映させていくことが大切です。マーケティング、広報、経営企画などの現場から少し離れたチームでサイトを運営していると、現場感のないコンテンツが増えていってしまうことがあります。そのため、実際に顧客から質問、相談、要望などを頻繁にもらっている他部署含めた社内メンバーに参加してもらうことが必要です。

03

リード獲得後も考慮したコンテンツ設計

BtoBサイトの多くが、サイトだけで売上発生まで完結するものではありません。まず資料請求やお問い合わせをしてもらい、獲得したリードに継続的にインサイドセールスやフィールドセールスが連絡していき、契約に至るというプロセスがあります。リード獲得から契約に至るまでに、タイミングごとに異なるコンテンツが必要です。顧客の状況ごとにどのような情報があると喜ばれるのかを考えて、それぞれに向けてコンテンツを設計、制作します。

顧客の意見や質問をサイトに取り入れます

BtoBサイトを成功させるシンプルな方法は、「顧客の知りたがっていることを用意して、すぐ見つかるようにする」です。自社が伝えたい順に目立つように情報を並べるのではなく、顧客の求めている情報を最優先ですぐ見つかるように配置していきます。

商談で質問されたこと、サイト内検索でよく使われているキーワード、メールや電話のやり取りの履歴など、いままで蓄積してきた情報を見直すと、顧客が興味を持つであろうテーマはたくさん見つかります。顧客にインタビューする、店舗に行って行動を見るなど1次情報を取得することも大切です。

サイトエンジンのBtoBサイト制作では、お客様の社内メンバーへのヒアリングや、可能であればエンドユーザーへのインタビューなどを通じて、顧客が知りたがっているであろうことの仮説を立てて、それにあわせてサイトの情報設計をします。

BtoBでの購買意思決定の流れを考慮した情報設計

BtoBでは購買担当者が1人だけで意思決定することは少なく、たいていの場合、複数名が購買に関与しています。どのような流れで情報が探されていて、何を基準に選定されるのかを整理することで、用意するべきコンテンツが見えてきます。

ペルソナやカスタマージャーニーマップを制作することもあります。以下の画像はカスタマージャーニーマップの例です。検討段階を課題認識、リサーチ、問い合わせ、稟議、発注、構築、運営開始などステージにわけており、それぞれのタイミングで求められている情報や、検索されているだろうキーワードなどを整理しています。

複数のコンバージョンポイントを用意することで成約率が改善

客単価、LTVの高い商材を扱っているBtoBサイトでは、購入意欲がまだ高くないユーザーもリードとして獲得することを狙います。そのため、コンバージョンポイントはお問い合わせやサービスの資料請求だけではなく、ホワイトペーパーダウンロードやウェビナーの参加などの気軽にできるものも用意しておきます。

いますぐサービス導入には至らないけれども関連した情報に興味があるという方の企業名、役職、メールアドレス、電話番号など(リード情報)を集めて、継続的にコミュニケーションを取ります。いざ何らかのサービス導入を検討するときに連絡がもらえる関係性を構築します。

サイトエンジンのBtoBサイト制作代行サービスの特長

制作ではなく公開後の運用を重視

リード数増加、さらにはそのあとの受注や売上増加などの成果を出すためのサイト運用を考慮して設計いたします。サイト運用では追加するべき機能や情報、改善するべき箇所が継続的に見つかります。そのため、公開直後からいきなり成果のピークに到達するということはありえません。そのため、改善を継続していく前提で構築します。

もちろんコンテンツマーケティングやSEOの実績が豊富にあるため、最初からそれらを考慮した設計をします。それでも最初から完成だと言い切れるものは作れません。なぜなら、顧客の求めている情報は仮説に基づくものでしかなく、データを見てみないとその仮説を検証できないためです。

アクセス解析データに基づく改善施策の抽出などもあわせてお伝えしつつ、良いサイトにするための磨き込みを続けていくサポートをします。

成果を出すための費用配分の提案

BtoBサイトは作って公開するまでがゴールではありません。売上を増やして投資回収して、さらに継続的に利益を発生させ続けるところまでいって、はじめて成功したと言えます。

そのため、予算配分が大切です。成果を出すためにはできるだけ初期投資を抑えて、コンテンツ制作などの運用に十分な予算を確保することが求められます。ユーザー調査や戦略・コンセプトの立案、ペルソナ・ジャーニーマップの策定など、制作前のリサーチや資料作成などは役にたちますし大切な部分ではあるのですが、予算の総額によってはあえて実施しないという選択をしなくてはならないこともあります。たとえば総額が100~300万円しかないような極端に少ないケースですと、事前調査などに予算や工数を使っていては、ほとんどコンテンツ制作にお金や時間を回せない状態になりかねません。

予算規模に応じて適切な配分をすることが重要です。

サイトエンジンでは、毎月数百コンテンツを安定して制作し続けていますので、BtoBサイトで成果を出しやすいコンテンツのノウハウが蓄積されてきています。予算感をお伝えいただければ、その予算の範囲内で、事前調査の内容、サイトの機能、用意するコンテンツなどの配分、優先順位などについてご提案します。

料金表

※ミニマムオーダーは50万円~となります。

内容 料金(税抜き)
要件定義 100,000円 ~
ページデザイン費 30,000円 / 1レイアウト
WordPressテーマへの落とし込みや設定300,000円~ / 1サイト
ライティング20,000円~ / ページ
イラスト・図表制作 5,000~10,000円 / 1点
写真提供
※内容によりご用意できない場合があります。
1,500円 / 1枚
顧客インタビュー50,000円~
競合調査100,000円~
ペルソナ作成100,000円~
カスタマージャーニーマップ作成150,000円~
現状サイトのアクセス解析・データ分析100,000円~

顧客インタビューなどの事前調査などはすべてオプションです。

有償でサーバーやドメインなどを別途ご用意することは可能ですが、基本的にはお客様がいままで利用してきたドメインのルートディレクトリもしくはサブディレクトリに設置することを推奨しています。理由はSEOでそのほうが有利なためです。既存事業とまったく関係のない商品・サービスを新規に販売開始するなど、特別な事情があってドメインを分けるならよいのですが、そうでないなら同じドメインを利用したほうがよいです。

お見積もり例(原稿作成ありのパターン)

要件定義:200,000円
ページデザイン費:30,000円 × 5レイアウト = 150,000円
WordPressテーマへの落とし込みや設定 = 300,000円
ライティング:30,000円 × 30ページ = 900,000円
イラスト・図表: 15画像(2ページごとに1画像の想定)× 10,000円 = 150,000円
写真提供: 15画像 (2ページごとに1画像の想定) × 1,500円 = 22,500円

合計 1,722,500円

お見積もり例(原稿作成なしのパターン)

要件定義:200,000円
ページデザイン費:30,000円 × 5レイアウト = 150,000円
WordPressテーマへの落とし込みや設定 = 300,000円
写真提供: 15画像 (2ページごとに1画像の想定) × 1,500円 = 22,500円

合計 672,500円

BtoBサイト制作の流れ

1.ご注文内容のご確認

01
ご注文内容のご確認

BtoBサイト制作、リニューアルの目的や、既存顧客情報、想定されている顧客像、含めたいコンテンツテーマなどを伺います。

2.要件定義・企画構成

02
企画・構成案の作成

顧客ペルソナをもとに要件定義や企画構成をします。初期費用をおさえたほうが成功確率が高いと考えているので必要最小限で提案します。

3.レイアウト・デザイン案作成

03
デザイン

レイアウト、ラフデザインを提案します。フィードバックいただいたうえで修正します。原稿をライティングをする場合はセットで企画提案します。

4.コーディング
WordPressへの組み込み

04
コンテンツライティング

確定したデザインやレイアウトをコーディングしたうえでWordPressに組み込みます。原稿をライティングする場合は並行して進めます。

5.納品

05
納品

テーマファイルの状態もしくは、お客様の用意されたサーバーにインストールする形で納品します。

BtoBサイト制作イメージ

ストック情報(定番で時間の経過とともに価値が変わらないコンテンツ)と、フロー情報(最新トレンドなど時間の経過とともに価値が下がっていきやすいコンテンツ)をそれぞれ別の場所に整理して設置することを推奨しています。まずは製品情報や会社紹介などのストック情報を探しやすいように配置して、ユーザーが目的の情報をすぐに見つけられるようにすることが重要です。ストック情報をある程度作りきってから、フロー情報の制作も開始します。並行して両方とも制作することになりますが、少しずつフロー情報の比率が上がっていきます。

例:

TOPページ(ストック情報を一覧化)
下層コラム一覧ページ(フロー情報を一覧化)

フロー情報とストック情報の整理は以下の画像も参照してください。

BtoBサイト制作代行サービスへのよくある質問とその回答

Q. どれくらいの期間で制作できますか

簡易的なものであれば2ヶ月、コンテンツや機能・デザインなどにこだわるのであれば3~12ヶ月程度かかります。事前調査の方法や戦略や方針のすり合わせの仕方によって納期は大幅に変わります。

Q. ほとんど検索需要がなさそうなのですが、SEOで集客できますか

できることが多いです。Googleのキーワードプランナーなどで月間検索回数が少なすぎるために、あまり需要がなくコンテンツを用意しても見てもらえないのではないかと考えている方がいらっしゃいます。顧客から質問や要望などを商談などの現場でもらっていて、ニーズの存在を把握しているのであれば月間検索回数は気にせず制作しましょう。 特に客単価・LTVが高い製品を取り扱っている場合、毎月数名しか見ないけれども採算がとれるコンテンツもありえます。

Q. CMSはどれを使うとよいですか

特にCMSによる差はありません。注意すべき点としては、必ず独自ドメインのサブディレクトリに設置するということです。また、利用者が多くカスタマイズしやすいCMSを利用することを推奨します。SEOはきちんとHTMLがレンダリングされているかと、内部リンクなどの基本的な部分が抑えられていればそれで十分です。たとえば、WordPressは簡単に使えてSEOに問題なく対応しているCMSの1つです。

Q. MAツールは入れたほうがいいですか

目的や目標、サイトやハウスリストの規模感によります。マーケティングに本格的に取り組んだことがなく、サイト流入も少なく、ハウスリストもほとんどないのであれば不要です。一方で、ある程度マーケティングに取り組んできた経緯があり、流入やハウスリストの規模があるのであれば、導入することで業務を効率化できることがあります。
無料で導入できるツールもありますので、まずは試してみてきちんと運用できそうかを確認してみることを推奨します。いきなり大きな予算をかけていれて、使いこなせなくてただメルマガを配信するだけのツールになってしまったら無駄になってしまいます。

Q. コンバージョンポイントにはどのようなものがありますか

ウェビナー、ホワイトペーパー、メルマガ登録、商談予約、デモ予約、料金シミュレーション、診断、サービス資請求、お問い合わせなど様々なコンバージョンポイントがあります。

Q. 料金やサービスの詳細などは資料請求してもらってから見せたいので非開示でもいいですか

基本的にはすべてサイトに公開することを推奨します。もし料金など非開示にしていて、他社が料金を開示していたら、何も資料請求やお問合わせなどのアクションを起こさずにただサイトから離脱してしまう可能性があるためです。よほどブランド力の高い製品を扱っている、特殊で競争が少ない製品を扱っているのでもない限りはできるだけ詳細な情報まで公開してください。

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