Close

2020年5月20日

オフィス解約-リモートワーク完全移行は新たなる挑戦…ではない話

オフィス解約-リモートワーク完全移行は新たなる挑戦…ではない話

私たちサイトエンジン株式会社は2020年6月から現在の秋葉原のオフィスをなくし、全スタッフリモートワークへと移行することになりました。

コロナの影響もあり、世間でもリモートワークへの取り組みが積極的に行われています。弊社でもオフィスをなくす、という新たなる挑戦を…というようなブログがいろいろな会社様で書かれていたりしますが、そもそも社員のほとんどがリモートワークで長年業務に取り組んできたサイトエンジンにとって、これは挑戦ではありません。

とはいえ、オフィスをなくす、となると「おいおい、サイトエンジン大丈夫かよ!」という意見もあるかと思います。大丈夫です。売り上げもおかげさまで昨対+で堅調に推移しております。取り合えず皆さんにサイトエンジンのリモートワークの歴史やら、取り組みやらをご紹介したいと思います。

スモールオフィスへの移行、そして全社員リモートワーク化へ

2018年に神田のオフィスから、秋葉原UDXにある4名用のシェアオフィスに移動しました。リモートワーク化を進めていたこともあり、8名用のワークスペースとミーティングスペースを備えたオフィスの実際のデスク稼働率が30%程度しかなかったためです。

営業がたまに立ち寄るのと、経理・電話番担当のスタッフが常駐しているくらいで、ほとんどだれもオフィスにいなかったわけです。
そのため掃除などの手間や維持費が抑えられて立地が良い秋葉原UDXに転居しました。

実際に1年とちょっと、秋葉原のオフィスを稼働させていました。環境が良くなったことでデスクの稼働率は若干上がりましたが、そもそも東京以外のスタッフの比率も増え、相変わらずオフィスはあまり使われていない、という状況でした。そして今回、現在のオフィスを解約し、スタッフを完全リモートワークとすることになったのです。

リモートワークワークのバックボーン

そもそもサイトエンジンは、東南アジアを中心とした海外向けのウェブマーケティングの支援を主要業務としてスタートしました。タイやインドネシア、ベトナムなど、様々な場所にスタッフが出向き、現地のビジネス環境をしっかりと理解しながら、現地への進出を希望する日本企業様の支援を続けてきたのです。

時には現地のスタッフや現地企業と連携を取りながら、ローカル言語で各国にとって最も効果的なウェブマーケティングを展開する、というのが強みです。(現状でもこうした取り組みは形を変えながら続けさせてもらっています。)

こうしたビジネスは時差、場所を超えてスムーズに業務を行うための環境の構築が必須でした。働く場所によっては、突然の外出禁止によってホテルや家から出られなくなるようなリスクのある国もありました。日本でも震災などの影響もあり、BCPへの取り組みが必要でした。こうした背景からサイトエンジンでは5年以上前からオンラインストレージを使ったデータの共有やチャットワークやslackといったおなじみのツールの導入、ミーティングの基本オンラインミーティング化などが導入がされ、全スタッフがこれらを抵抗なく使えるように環境が整備されました。

サイトエンジンのバリュー

サイトエンジンの5つのバリューの中にこんなバリューがあります。 

1.やり方を変えて大胆に挑戦する

常によりよいやり方を考え続け、思い切って挑戦する。現状維持は停滞のはじまり。

 

2.成果を出すことに働く場所は関係ない

なにかができないことを場所や環境のせいにしない。どこにいても工夫次第で同じアプトプットは出せる。価値の本質を考えれば、いままでの常識を変えられる。

これは海外も含めた様々な環境で働くサイトエンジンに根付いた、成功体験に基づいたバリューです。もともとは海外で働いた経験などを踏まえて生まれたバリューですが、いつしか国内でリモートワークをするスタッフの心得としても認識されるようになりました。

こうしたバリューは、採用にも反映されオフィスのある東京以外のスタッフの採用も進みました。オフィスは東京のままに、北海道、長崎、インドネシアなど様々な場所に暮らす方たちがスタッフとして採用され、現状では半分以上のスタッフが東京以外に住まいを構え、特別なミーティングやイベントの際にオフィスに来る、という状況になりました。

抵抗はあるが根拠はない。問題はあるが解決策はある。

オフィスをなくすということに関してはもちろん抵抗がある人もいます。「オフィス誰もいないですね」「じゃぁオフィス辞めちゃう?」という会話がされてから1時間ほど議論がありました。ということで即決定されたわけですが、もちろんこうしたリモートワーク体制になるまでには何度かスタッフの抵抗や、問題点が指摘されたことは確かです。

・オフィスがなくてもスタッフは集中できるのか
・自宅で効率が落ちたりしないか
・実は働いていない人が出ないか
・リモートワーク中心でスタッフの人間関係はうまくいくのか
・リモートワークだけでスタッフの教育はできるのか

これらは最近リモートワークの問題として取り上げられることが多い内容でもあります。
リモートワークへの移行をすでに終えている私たちは問題ないと言い切れます。そもそもこうした懸念には根拠がないものがほとんどです。
オフィスに来たら全員が集中できるのか。オフィスでデスクに向かっていたらその人はしっかりと仕事に取り組めているのか。オフィスで顔を合わせていたら人間関係はうまくいくのか。どれもYESではないでしょう。

スタッフの仕事への取り組み方や、業務効率、チームビルディングの際の人間関係の構築の仕方、スタッフ教育など確かに問題は存在します。しかしそれは「リモートワークだから」存在するのではなく、そもそも存在している問題を「リモートワーク」というフィルターを通してみてしまっているだけです。

そして問題には解決方法が存在します。
私たちは自分たちの決めたバリューに従い、アウトプットの量や質をチェックしています。オフィスで仕事をしようと、カフェで仕事をしようと、自宅で仕事をしようと問題にはなりません。重要なのはどのようなアウトプットやどれくらいの量のアウトプットを出せたのか、それによってクライアントに貢献できたのか、という部分です。仕事の価値とは、ちゃんとオフィスに来ることや、デスクに座って過ごすことではないということを全員が理解しています。

業務中は作業ごとに時間を図り、アウトプットの量が少ないスタッフには進め方などに問題がないかを確認しています。
朝礼や全社ミーティングは基本的に画像をONの状態にし、初めの5分程度は雑談などのコミュニケーションをとるようにしています。部屋にあるものを取り合えたり、子供の話や趣味の話を自由に話します。
スタッフの教育の際には画面を共有し、作業の一つ一つをチェックします。
オンラインミーティングをつなぎっぱなしにして作業をする日もあります。
こうした一つ一つのちょっとした取り組みで多くの問題が解決します。

長々書きましたが、これからもよろしくお願いします。

ということで長々と書きましたが、そんなこんなでサイトエンジンは全員完全リモートワークに移行となります。
サイトエンジンには「情報を元に「よりよい体験」をすべての人に共有する企業になる」という理念があります。
情報というより体験になるかもしれませんが、「リモートワークに移行しようと思ってるんだけど不安があって」という方はいつでもご相談ください。
今後ともよろしくお願いします。