「SEOってキーワード選びが大切だって聞いたけど、どんな基準で選べばいいの?」
「成功するキーワードってなんだろう」
「“ SEO キーワード選び ” って調べてみると、たくさんの方法があるから初めから全てを勉強するのは難しいなぁ」
「SEOについて試行錯誤しながら学んでいきたいなぁ」
この記事はそんな疑問や考えを持っている方に向けて書いています。
SEOを知ったばかりの方がキーワードを考える上で本当に大切にしてほしいたった1つの考え方について手短に説明します。
時間がない方はこれだけでも頭に入れてもらえるとSEOについての理解が深まると思いますので、ぜひ一読してみてください!
キーワード選びにおいて意識すべきたった1つのこと
「え、いきなり答えを教えちゃうの ! 」と思いませんでしたか?
しかし、本当に大切なことなので最初にお伝えします。
SEOのキーワード選びにおいて、皆さんに本当に意識してほしいこと。
それは、‘‘お客さんの気持ちになること” です。
当たり前のことのようですが、お客さんの気持ちになれていないケースをよく目にします。
では、なぜお客さんの気持ちになることが大切なのか。それは、Googleが評価する基準の1つが “ユーザーに役立つコンテンツなのか” だからです。ユーザー視点を意識したコンテンツであればあるほど、Googleからの評価は高くなり検索順位はどんどん上昇していきます。
SEOにおけるキーワード選びについて説明している記事は他にもたくさんありますが、全てお客さんの気持ちになるということを教えてくれています。
お客さんの気持ちを考えたキーワード選びの実践例
お客さんの立場になってみましょうと言われても、どう考えればいいのかわからないと思います。そこで具体的に1つの例を使って説明します。
例えば、今あなたは「東京で二郎系のラーメン屋を新しく立ち上げた店主」です。
店主であるあなたはホームページを立ち上げ、お客さんの呼び込みを考えています。
この時、どんなキーワードを設定すればこのお店に来てくれそうな人からのアクセスを集めることができるでしょうか
まず前提として、キーワードは選ぶものです。選ぶためには複数の候補を挙げる必要があります。分析ツールや自分の頭の中で考えてたくさんの案を出してみてください。その案の中で、よりお客さんの立場を考えたキーワードに絞り込むという意識を持ちましょう。
今回の例においては、以下の5案を出しました。
- 東京 ラーメン
- 東京 ラーメン おすすめ
- 東京 ラーメン 新店舗
- 東京 ラーメン ランキング
- 東京 ラーメン 二郎
これらの案からキーワードを絞り込んでいきます。
例えば、「東京 ラーメン」はどうでしょうか?
良いキーワードに見えるかもしれないですが、「東京 ラーメン」には、”食べたい”、”買いたい”、”行きたい”、”知りたい”など幅広いニーズが混在しています。このようなざっくりしたキーワードを選ぶと、お客さんのニーズにしっかりと応えたページを作れない可能性があります。
では、「東京 ラーメン 二郎」はどうでしょうか?
このキーワードであれば、「東京で二郎系のラーメンが食べたい」というニーズに応えることができます。
このように、自分の店にニーズを持つと考える人たちが、‘‘どんなキーワードで検索するのか”を想像してキーワードを選ぶことが大切です。
キーワードを選ぶときの注意点
検索ボリュームを考慮する
お客さんのニーズばかり考えてキーワードを限定しすぎると、そもそも検索してくれる人がいない、という問題が発生する可能性があります。そこで、キーワードを選定する際は、Googleが提供しているキーワードプランナーなどの検索ツールを用いて 検索ボリュームを調べてみることも大切です。
お店の名前やサイト名をキーワードにするのは注意が必要
「ラーメン屋の名前が ‘‘タナカ屋” なら、キーワードは “タナカ屋” にしよう!」と考える人は多いかと思います。必ずしも間違いとは言えませんが、よほど有名なお店やサイトではない限り効果はあまりありません。
なぜなら、タナカ屋を知らない人がキーワードでタナカ屋と検索しないからです。
タナカ屋がまだできたばかりのラーメン屋であれば、なおさら誰もタナカ屋を検索してくれないという事態に陥ります。
このような事態にならないように、店名やサイト名をキーワードに加える際は注意しましょう。
まとめ
ここまでキーワード選定において本当に大事なポイントだけを説明してきましたが、いかがでしたか?
「少しSEOについて前向きになれた」
「これからキーワード選定において何を意識していけばいいのか理解できた」
などと思ってくださる方が少しでもいらっしゃれば嬉しいです。
また、お客さんの気持ちを考えることは、キーワード選びに留まらずサイトを作る上でも常に意識すべきです。「お客さんの気持ちを考えられているか」を確認して、お客さんに求められる最高のサイトを作りましょう!!